2024年11月9日から開催されているWBSC世界野球プレミア12。
普段野球をあまり見ないという人も、世界大会であれば見てみようという人も多いのではないでしょうか。
しかし、世界大会といえばWBCもありますが…何が違うの?とわからないこともありますよね。
そこでこの記事では「プレミア12とWBCの違い」について、主にメンバーの違いにスポットをあて解説していきます。
さっそくチェックしていきましょう!
目次
プレミア12の大会概要
正式名称:WBSC世界野球プレミア12
開催頻度:4年に1度
参加国(地域):世界野球ランキング上位12チーム
【2024年】
開催日:2024年11月9日
また、日本戦の2次ラウンドの日程は以下となっています。
日程 | 対戦国 |
---|---|
11月21日19時 | アメリカ |
11月22日19時 | ベネズエラ |
11月23日19時 | 台湾 |
決勝に進出した場合の試合日程は11月24日(日)19時となっています。
日本チームの躍進に期待したいですね!
中継から目が離せませんね!
プレミア12とWBCの違いは?
プレミア12→WBSC(世界野球ソフトボール連盟)
WBC→大リーグ機構(MLB機構、MLB選手会)
つまり、WBCは大リーグ機構が主催しているため、大リーグで活躍する選手が多数出場するということですね。
WBCは野球に疎い人でも聞いたことがある人が出てますよね
ただ、プレミア12に大リーグの選手が一切参加しないということはありません。
しかし2015年(第一回)大会では各球団40人の登録枠に入っている選手は参加させないなど若干の拘束力があったようです。
大リーグからしてみても、メインで活躍してほしいのは通常シーズンですから…怪我をするリスクなどは避けたいところなんですね。
違い一覧はこちら!
プレミア12とWBCの違いをわかりやすく表にまとめました。
プレミア12 | WBC | |
---|---|---|
主催 | WBSC | 大リーグ機構 |
参加国 | 12か国 | 20か国(本選) |
参加システム | 招待制 | 勝ち抜き |
開催時期 | 11月 | 3月 |
開催頻度 | 4年に一度 | 4年に一度 |
大リーグ選手の参加 | 少ない | 多い |
次回の大会 | 2028年(仮) | 2026年 |
プレミア12とWBCのメンバーが違う理由3選!
プレミア12とWBCのメンバーが違う3つの理由はこちらです。
- 大リーグ選手の参加が少ない
- オフシーズンの開催
- 若手の活躍の場という位置づけ
いざプレミア12が開催したときに、WBCのメンバーと全然違う!と思う人が多く…ネット上にはこんな質問もあがっていましたよ。
プレミア12とWBCってなんでメンバーがぜんぜん違うんですか?
引用:Yahoo!知恵袋
それではさっそく深掘りしていきましょう。
①大リーグ選手が参加が少ない
主催が大リーグ機構ではないため、大リーグの選手の参加は少ない状態です。
大リーグ機構側も積極的に出場を勧めているわけではありませんので、少しマイナーな選手や経験を積ませたい選手を出場させているとのこと。
実際に2024年日本代表選手の中にはメジャーリーガーは誰もいません。
大谷翔平選手や吉田正尚選手がいないというのはそういった理由もあるんですね。
②オフシーズンの開催
プレミア12は11月の開催のため、一般的には選手たちのオフシーズンということになります。
通常シーズンの疲れを癒す、そして調整するという期間に入っている選手も多数いますよね。
つまり、そのような選手は11月開催の大会には出ないということになります。
本人が出たいと言っても、球団から難色を示される場合もあるのかもしれませんね。
③若手の活躍の場という位置づけ
上記の理由2つが大きいため、プレミア12は「若手が活躍する大会」という位置づけになってきています。
そのため、出場を辞退するベテラン選手も多くいるようですよ。
実際に2024年日本代表の平均年齢は25歳。
最年少は22歳の高橋宏斗選手や紅林弘太郎選手です。
プレミア12は選手の年齢制限はありませんが、日本に関しては20代前半の選手が活躍をする大会という位置づけになっているんですね。
プレミア12で活躍して注目を浴びたいという気持ちもあるはずですよね
プレミア12とWBCで格上なのはどっち?
WBCが格上の印象が強い
その理由は…
・大リーグの選手が出ている
・各チームの人気選手が出ている
・出場国が多い
これらがあげられます。
日本のテレビ放送やニュースの取り上げ方をみてみても、なんとなく感じるところはありますよね。
WBSCランキングでは同格の大会!
しかし、WBSCはプレミア12とWBCは同格の大会としています。
WBSCの世界ランキングは公式大会の順位によりポイントを付与、その累計でランキングを付けています。
プレミア12とWBCは優勝すると300ptという他の大会の優勝よりも6倍のポイントが付く大会となっています。
このことからもWBSCはプレミア12とWBCが同格の大会であると考えていることがわかりますね。
プレミア12の主催をMLBもサポート?
また、プレミア12の主催はWBSCですが、元々は大リーグ機構にサポートをしてもらい発足した大会です。
過去にWBSC(前IBAF)は国際大会での出費や北京五輪の種目から野球が除外されたことによる補助金不足などもあり、運営がピンチに陥っていました。
そこに手を差し伸べたのが大リーグ機構。
今までの国際大会等を見直し、プレミア12という大会の発足に至ったためです。
こういった経緯もあり、プレミア12よりもWBCのほうが格上というイメージがあるのかもしれませんね。
まとめ
今回は「プレミア12とWBCの違いは?メンバーが異なる理由3選と格上なのはどっち?」をテーマに
プレミア12とWBCの違いをメンバーにスポットを当て、調査してきました。
- プレミア12とWBCの違いは?
-
主催機関
- プレミア12とWBCのメンバーが違う理由は?
-
①大リーグ選手の参加が少ない
②オフシーズンの開催である
③若手の活躍の場となっている - プレミア12とWBCで格上なのはどっち?
-
どちらも同格の大会ではあるが、WBCのほうが目立つため格上というイメージがある
野球好きな私はプレミア12もWBCもどちらも楽しみにしています。
ただ、プレミア12の開催中とWBCの開催中は職場での野球トークの盛り上がりに違いがある気もします。
しかし今まで知らなかった選手が活躍したり、楽しそうに野球をしている姿を見るとこちらも嬉しくなる素敵な大会だなと感じています。
日本チームの健闘を心から祈っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!